賃貸物件は無職でも借りられる?コツを解説

例え資産が潤沢で生活に困っていなくても、「無職」という肩書があるとさまざまな弊害があります。中でも気になるのは、入居審査。無職の場合は、賃貸物件を借りにくいと言われています。
ここでは、無職の人が入居審査を通るためのコツについて、お伝えしていきます。

無職だと物件を借りにくい理由

そもそも、なぜ無職だと物件を借りにくいのでしょうか。理由は、トラブルのリスクを避けるためです。

大家さんとしては、安定した家賃収入が欲しいところ。しかし、何度も家賃を滞納されたり、未払いのまま住まわれてしまったりしては、利益になりません。そのため、事前に入居審査をすることで、安定した家賃収入を見込める人に部屋を貸しているのです。
無職だと安定した収入がない、つまりリスクがあると思われてしまいます。また、生活リズムが乱れやすいので、騒音トラブルにも発展しがち。そのため、落ちてしまいやすいのです。
ただし、絶対に落ちるというわけではありません。無職の人でも賃貸物件を借りることはできるので、諦めずに取り組みましょう。

無職の人が入居審査を通過するコツ

では、無職の人が入居審査を通るコツについて、お伝えします。

支払い能力をアピールする

貯金が充分あれば、しばらくは支払うことができるとみなされて入居審査に通りやすいです。しばらくは家賃を払えると安心してもらい、リスクがないことをアピールしましょう。
具体的には、家賃2年分以上あると安心だと言われています。例えば、家賃が6万円の物件であれば、144万円。これはあくまで指標なので、貯金があればあるほど通りやすくなるでしょう。

家賃の安い物件を探す

安い価格のイメージ

貯金に自信がない場合は、できるだけ家賃の安い物件を探すようにしましょう。支払い能力に合った物件を希望することで、入居審査が通りやすくなります。
また、家賃が低く設定されているということは、それだけ人気がないということ。空き室は無収入になってしまうので、大家さんとしては貴重な入居希望者を逃したくありません。そのため、無職の人でも借りやすいです。

審査を通しやすい不動産に相談する

一般的な物件のサイトで物件を探しても、なかなか審査に通らないでしょう。そのため、賃貸の入居審査を通すことに長けている不動産会社に相談するのがおすすめです。
無職の人だけでなく、ナイトワーカーや保証人なしの人でも、親身になって物件を探してくれます。何度物件探しをしても上手くいかない方や、他の不動産会社の対応に不満がある方は、ぜひ相談してみてください。思ってもみなかったところに、住むことができるかもしれませんよ。

無職の人でも物件を借りることはできる

入居審査は、家賃の滞納や未払いなどのリスクを防ぐ効果があります。そのため、安定した収入のない無職の人は入居審査に落ちやすいですが、絶対に借りられないというわけではありません。ご紹介したコツを実践して、賃貸物件を探してみてください。